夏山再到来!
さかきです。
夏山再到来!と叫びたくなるほど、朝からすこぶるいい天気の一日でした。
朝方の気温は12℃ほど。この時期としては妙な暖かさに加え、カラッとした空気感とほぼ快晴・・・この8月の平均的な天候からして、なんと素晴らしい朝なんだろうと、少々戸惑いを隠せなかった私。
▲穂高連峰
▲槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳
▲剣・立山連峰
どこを切り取っても山の明瞭度の高い光景が広がっていました。
日中も清々しい青空が頭上に展開。のんびりと腰を下ろして、目の前の光景を楽しむには最高の日和です。
そして日の入。
毎年のこととはいえ、気付けば18:22頃とえらく早くなったものだと、改めて感心してしまいました。それもそのはず、ここ最近でまともに日の入を見たのは、記憶の中では8月上旬と数週間ぶり。それだけ天候不良の多かったこの夏山シーズンだったということですね。
そう、この画像は中天井岳からのものですが、撮り終えて辺りを見回そうと一歩足を踏み出したそのすぐ脇に・・・
「いるならいるって、知らせてよ!」とつい語り掛けてしまいそうなぐらいの距離感に佇んでいた、雷鳥の母親。
哀愁が漂っていました。
母、何思う・・・
しばらくすると、子供達もハイマツからそろそろと出てきました。
夕陽を浴びながら皆で黄昏る雷鳥達の姿、これまた絵になります。
日の入後の大天荘のテント場は、久しぶりに活気に満ちた“テント村”と化しました。夕食時と重なることもあり、皆さんテントの中でどんな晩御飯を作っているのか・・・生活感漂います。
やがてテント村の灯が一つ、また一つと消えてゆく、夜の静寂へと移り行き、
あっという間に過ぎ去ろうとしている今日8月27日です。
そして後ろを振り向けば、
穂高連峰上空にかかる天の川。きれいでした。
明日は8月最後の週末土曜日。
天気としての有終の美を飾りたいところです。