少しずつ秋の色へ。
夏と秋の空気の堺目である秋雨前線がこの辺りにかかり、朝からやや強い雨が降っていました。気温も8℃とひんやりとした朝を迎えました。そうなると草木の葉っぱの色も変わり始めてきます。合戦小屋の上あたりのオヤマリンドウの葉っぱは紫色に変わりだしているものもありました。
燕山荘周辺の紅葉は例年9月の下旬ころとなります。今日は合戦の頭で早くも赤くなったナナカマドを見つけました。
前線がここから離れたのか、お昼ごろには雨も上がり、燕岳が姿を見せてくれました。そして、雲の切れ間からは所々青空も見られました。梅雨時もそうですが、この秋雨の時期も前線のちょっとした動きで天気が大きく変わることがあるので、天気予報もなかなか難しくなっているようです。明日は前線がさらに下がるようなので、もう少し天気が良くなるのでしょうか。
午後になるのとガスの粒が大きくなってきて、顔にその水滴が当たるのが分かるようになってきました。こうなって反対側から太陽の光が当たるとブロッケンと白い虹が見られることがよくあります。実際、今日もブロッケンと白い虹を見ることが出来ました。なかなかすっきりとしない天気が続きますが、こうした面白い現象にあうことも出来ます。
河地