進む紅葉。
さかきです。
▲大天井岳山頂より槍ヶ岳方面
今日の日中、この写真を撮りに行った時は、長袖だけでも十分耐えうる陽気でした。
昨日の同じくらいの時間帯、大天荘周辺はみぞれが降っていたので、秋の天気変化には我々小屋のスタッフも時々惑わされてしまいます。
表銀座縦走路の西岳方面の山肌、ダケカンバの黄葉が美しさを放っています。二ノ俣谷の下部まで色づいてきました。
▲大天井岳山頂より燕岳方面
こちらも稜線トップに近い山肌の紅葉は色濃く、今がピークと言っていいでしょう。
大天井岳には背丈の高い樹木はありませんので、間近で色鮮やかな紅葉・・・というわけにはいきませんが、その分山肌を紅葉前線が降下していく様を、これから1~2週間ほどは楽しめます。
ちなみに条件が整えば、三段紅葉が拝める時も・・・
「三段紅葉って何?」
稜線トップが雪景色の“白”、中腹が紅葉の“赤”、谷底が樹木の“緑”。
毎年見られるものではありませんが、そういう時もあります。
山肌の観察、しばらく欠かせない日々が続きます。