それにしても暖かな10月。
10月10日はかつての体育の日。晴れの特異日とあって、今日も秋晴れの一日となりました。
太陽が昇る位置も気づかぬうちに浅間山から随分と離れてきています。月日の進むスピードはゆっくりなのようで、実は早いものだと感じさせられました。
この週末はお子様のご家族連れが多くいらっしゃいました。家族で眺める日の出、きっといい思い出となったことでしょう。
この10月10日というのは山ではひとつの大きな節目となっているような気がします。これで営業を終える山小屋も出始めてきますし、また、雨が雪になる可能性もぐっと高くなってきます。山の上では冬の入口へと入り始める時です。皆様もこれをご存じんのようで静かな日々が多くなっています。
天気のいい今朝の玄関前はあちこちから楽しそうな声が聞こえてきて、活気づいていました。
今日の日中もこの時期にしては暖かく、外で過ごされる方も多くいらっしゃいました。今年の10月は例年に比べ、なぜだか気温が高くなっています。いつもであれば、夜、水道の水抜きをしなくてはならなかったり、今日は大丈夫だろうとそれをしなかった日の翌朝は、水道から水が出ず、苦労したことも多々ありました。そんな日が一度もやってきていません。ありがたいことでですが、いつもと違うとなんだか怖い気がします。
ヘリポート下にあるカラマツは午後の光を受け、秋の空の下、とてもきれいに輝いていました。山の上の秋も日に日に深まってきています。
日没がどんどんと早くなってきています。今日は雲が少しあったため、さらに早く、17時10分過ぎには沈んでいきました。思った以上に日の入りは早くなっています。ここ数日、暗くなってから到着される方が目に付きます。日の入りが早くなってきていますので、夏の感覚でのスタート時間では暗くなってしまいますのでご注意を。
河地