秋、真っ只中。
さかきです。
昨日に引き続き日中雲は多めながら、麓 安曇野がしっかりと見渡せる、いい登山日和となりました。気温もこの時期としては高めで、大天荘の温度計で早朝でさえ９℃台、昼間は２０℃超えするという、少し動けば汗ばむ陽気でした。
大天荘の一番見晴らしのよいベンチ越しに見る、有明山から安曇野平、遠く浅間山にかけてのこの景色、穏やかでじつにいい・・・一度でいいから昼間からこのベンチに腰掛けてビールをグイっといきたい！といつも思うのですが、なかなか実現できません。
よーく見ると、稲刈りが終わったあとの稲わら焼きの煙があちこちで立ち上るのが肉眼でもわかります。稲わら焼きそのものの賛否はともかく、標高２９００mから見下ろすこの光景は、秋のこの時期の原風景です。
山の方に目を転じれば、
浮かぶ雲は秋の雲・・・ややこじつけですが、細い月と相まった夕刻の空は、秋の空そのものだと思います。
週間予報を見ると、どうも来週頭は寒気が入り込み、この暖かい陽気の続く北アルプスにも少し冬の足音が聞こえてきそうな感があります。
頭の思考回路が、この陽気のせいでなかなか冬モードに切り替えられないのが悩みどころですが、ぼちぼち雪対策・越冬対策をはじめていかないといけない・・・気持ちばかりが焦る今日この頃です。
