冬型の気圧配置へ。
昨日の秋晴れから一晩過ぎた今朝は、西風が強まりだしてきて、雲やガスがどんどん流れてきていました。ちょうど日が昇る頃、ちょうどそこにガスがかかり、なんとも幻想的な御来光を見ることが出来ました。
西風が強く、テント場トイレ工事の廃材をヘリコプターで下げることは今日は出来ませんでした。特にテント場あたりは風が強かったようで、風の様子を見に来たヘリコプターはかなり揺れていました。次回の回収作業は未定です。
風は強かったのですが、引き続き気温は高い状態は続いていました。ただ、この後、寒気が入ってきて、もしかしたら雪またはみぞれが降る予報が出ているせいか、週末の割には人の流れは静かでした。
午後になると西風はさらに強くなり始めてきました。そして、東側は晴れていても西側の槍ヶ岳や裏銀座の山々は雲に覆われ始めてきました。天気は下り坂へと向かい始めたようです。この前線が通過すれば、いよいよ冬の冷たい空気がこの辺りにも入ってきます。明日の天気予報では朝より日中のほうが気温が低くなり、氷点下となる予報が出ています。暖かな日々も今日もお別れの様です。
明日以降の冷え込みに備え、水の配管を撤収したり、小屋の中にタンクを入れ、貯められるだけ水を貯めました。明日以降、水のポンプアップが困難になってきそうだからです。
今夜以降、気温が急激に下がりそうです。体が寒さに慣れていないので余計に寒く感じそうです。季節はまた一歩冬へと近づいていくようです。
河地