さすがは豪雪地域。
さかきです。
昨日の雨や雪、どうやら北アルプス北部や北信方面の峰々にはしっかり“雪”として降り積もったようで、今朝遠望ながらもはっきり雪化粧した様相を見ることができました。
▲剣・立山連峰
▲鹿島槍ケ岳・白馬岳・旭岳
▲北信五岳方面
いずれも長野県屈指の豪雪地帯と呼ばれる山域。
一方でこちら北アルプス南部界隈は、
▲槍ヶ岳
▲穂高連峰
▲裏銀座主稜線から剣・立山連峰
どこもまだ黒々とした山肌を湛えています。降雪はあったようですが、大天井岳同様にわかに降りしきっただけで、積雪までには至らなかったようです。
ただ面白いことに・・・
ここより標高の低い有明山の山肌は一面真っ白。どうやら夕べ雲海の下、合戦小屋辺りでは雪が舞ったようで、うっすら白くなったとのこと。ここ大天荘周辺は雲海の上で月夜だったので、なるほどです。
ちなみに冷え込みの方は、昨日の夕方が最も低く、大天荘の温度計で-4.1℃。今朝は-3℃台でした。しかし小屋周りの地面至る所で立派な霜柱が。
文明がいくら発達したとはいえ、このような造形は自然だけが織りなせる技でしょう。
明日の午後以降から明後日にかけては、今度こそ本格的な降雪予報が出ています(ヤマテン参照 ※有料サイト)。
特に稜線を経て大天井岳まで山行計画のある方は、明日明後日冬山装備の用意は欠かせないかと思われます。
この時期の雪を伴う季節風は、寒さにまだ慣れていない体にはかなり酷です。
くれぐれも無理のない、ちょっとでも先行きに不安を感じられたら、引き返すことも念頭に行動されますようお願い致します。
<おまけ>
今宵は十三夜です。
お団子はありませんが、秋の味覚“芋煮”と共にお月見しながら食卓を囲もうと思います、ほんの少し熱燗と一緒に・・・