寒~い一日。
昨夜から降り出した雪は、それほどの積雪とはなりませんでしたが、再び雪化粧がされました。今朝は気温の低い朝となり、木々には霧氷がびっしりと付いていました。そんな真っ白な世界の中、ナナカマドの赤い実がきれいでした。
雲やガスの多い朝でしたが、日が昇る頃になるとその切れ間から太陽が顔をのぞかせました。10月も下旬に入りましたが、冷え込み方はもう冬のようで御来光を見るにも手袋・ニット帽・厚手のダウンは欠かせません。
寒気がなかなか抜けないようで、西や北側には黒い雲が現れていました。そして、晴れてはいても西風が強く、とても寒い一日となりました。今日は一体何回「寒いね」という言葉を口にしたことでしょうか。街ではまだ秋かもしれませんが、山の上ではもうすっかり冬になっています。
晴れた週末とあって、日帰りの方も含め、初冬の景色を楽しもうと多くの方々が登ってこられました。皆様の恰好は完全にもう冬の装いです。足回りはチェーンスパイクの方が圧倒的に多くなっています。今の燕岳までなら、これが最適かもしれません。また、テント泊の方は朝は-10℃近くまで気温が下がるようになってきたので、もう冬用のシュラフがいいかと思います。僕も冬のテント泊はよくするのですが、意外と重要なのがマットです。マットの違いにより寒さの感じ方がずいぶんと変わります。
久しぶりに日の入りを見ることが出来ました。17時ちょうどでした。明日からは日の入りも16時台へと突入していきます。
太陽が沈んでちょっとすると長野市のやや右上より、月が顔を出してきました。今晩も-7℃くらいまで気温が下がり、非情に寒い夜となっています。
河地