装備の大切さ。
さかきです。
昨夕から今日未明にかけての降雪は数cm程度。日中の気温はプラスに転じることはなかったため、登山道上は相変わらず積雪状態が続いています(ちなみに今朝も大天荘の温度計では-8.6℃でした)。
このブログ上で繰り返しご案内している内容をご覧頂けているのか、今日お見えの皆さんはほとんどの方が足回りは積雪に耐えうる登山靴でお越し頂けています。最も、標高の低い燕岳登山口や一ノ沢登山口周辺は雪がないため、足首回り自由の効きにくい積雪用の登山靴で歩き始めるのは億劫かと思います。しかし念には念を、3000m級の現状積雪ある北アルプスにお出かけの際は、特に【積雪+朝の凍結した登山道】を下山される時、こういった登山靴でしたら、時としてアイゼン装着したりするにも安心感が違います。
最も、この先気温が上がり、雪がにわかに融けて無くなるようなことがあれば、その時は、アイテムは個人個人で選択して頂いても構わないかとは思いますが。
くれぐれもご自身の安全を考慮された上で、装備選びや行先等の選択を含め、安全第一での登山をお願い致します。
“厳しい雪山”との文言ばかりで申し訳ありません。
しかし、無事に登頂できた暁には、こんな素敵な夜を目の当たりにすることもできます。19時ちょっと前の月の出。
この時期の夜風は非常に寒いですが、そこは我慢、我慢・・・