穏やかな週末。
１０月最後の週末は穏やかという言葉がぴったりな一日となりました。今朝の御来光前の東の空は、オレンジ色はいつも以上に美しく感じました。遠くには富士山もくっきりと見えていました。
今日の穏やかという言葉がぴったりな要因には風が弱いこともありました。６時４分に太陽が昇ってきました。昨日は黄色っぽい太陽でしたが、今日は赤い太陽でした。日によって色が変わります。それを見るのも楽しみの一つです。
そして、日が昇れば白い山々が朝日の色に染まり始めます。今朝はきれいな朝焼けを見ることが出来ました。
さっきまで朝日に染まって、紅くなっていた山肌も日が昇るにつれ、真っ白な色に戻っていきます。今日は青空もきれいでその白さが一層際立ちました。
雪の上を歩くためなのか、今日はお客様のご到着のピークがいつもより少し後ろにずれていました。やはり、雪の上を歩くことになるといつも以上に時間はかかってしまうようです。また、お隣の大天荘も今シーズンの営業も今日と明日を残すのみとなり、そちらへ向かうお客様も多くいらっしゃいました。大天荘が営業を終えると縦走される方もかなり少なくなり、山は静かになっていきます。
今日は気温の変化が少ない一日となりました。夕方になっても－１℃と冷え込みもそれほど厳しくありません。太陽が沈むころ、太陽の両脇には幻日も現れていました。久しぶりに賑やかになった燕岳ですが、このあと３回の週末を迎えれば、今シーズンの営業も終了となります。時の経つのは本当に早いものですね。
河地
