営業もあと1週間となってきました。
今朝は雲やガスのため、御来光のない朝となりました。しかし、天気はだんだんと回復に向かってきました。日曜日の朝の玄関前は活気に満ちていました。
朝の黒い雲は次第に取れてきて、その中からだんだんと槍ヶ岳の姿が出てくる様子はとてもかっこよかったです。しかも、ちょうどお客様が下山されるタイミングと重なり、週末を燕山荘で過ごされたお客様の下山をお見送りしているようでした。
昨日、真っ白だった燕岳も一晩過ぎれば、その白さはだいぶ少なくなっていました。昨日、真っ白に見えていたのは木々や岩にエビのシッポがたくさんついていたため、白く見えていたのでしょう。それらは今朝の強い風で落ちてしまったようでした。
夕方になるとまた黒い雲が西の空から流れ始めてきました。しかし、東側の安曇野や松本の街には太陽の光があたり、紅葉した山肌を美しく照らし出していました。また、低い角度から照らし出しているため、凹凸がはっきりと見えていました。
合戦小屋は土日のみの営業となっているため、明日からは無人となります。トイレと休憩場所は開いています。
合戦の頭の少し下辺り
合戦の頭の少し上
このように雪の上を歩くことになります。積雪量は多いわけではありませんが、多くの方々が歩いたため、雪面はツルツルとなっているため、チェーンアイゼン等があると歩きやすいかと思います。
夏道・冬道分岐点辺り
今シーズンの営業もいよいよあと1週間となってきました。天気予報を見ていると大きな崩れもなさそうで、ちょっと安心はしていますが、予報は変わる可能性もありますので、天気予報には注視していきたいと思います。先日も書きましたが、冬になると街の天気と山の天気では大きく異なる場合もありますのでご注意を。特に冬型の気圧配置・寒気といった言葉が聞かれる場合は山の上と下では天気が異なる場合が多くなります。
河地