冬の晴天。
今朝も-15℃まで気温は下がり、この時期らしい寒さとなりましたが美しい御来光を見ることが出来ました。燕岳周辺は北アルプスの中でも冬に晴れることが比較的多い場所です。ただ、毎日のようにこうして晴れるわけではないので上山2日目にして早くもこうして美しい御来光を見ることが出来てラッキーでした。また、写真には収めることが出来ませんでした、日の出頃、燕山荘のすぐ下で真っ白いライチョウを見ることが出来ました。
朝焼けに染まる燕山荘と燕岳
イルカ岩
メガネ岩
燕岳山頂付近
厳しい寒さが続いています。岩にはえびのシッポがびっしりと付いていました。厳冬期ならではの美しい光景です。
燕岳山頂より見る燕山荘遠望
小屋はだいぶ雪で埋まってきましたが、まだまだ積雪量は増えていきます。
今日の日中、槍穂高方面には風が強いため、雪が舞い上がり、晴れていてもなんとなくぼんやりと見えていました。
今日は燕岳方面と合戦尾根に赤旗を立てに行ってきました。合戦尾根上ではだいだい20歩に1本の割り合いで立ててあります。特に天気が悪く視界のない日などはこれを目印にお進みください。例えトレースが埋まっていたとしても赤旗の脇を歩けば、古いトレースが残っている場合もありますので、少しは歩きやすいかと思います。
今日は八ヶ岳や菅平高原や志賀高原などの山々まできれいに見渡すことが出来ました。
合戦小屋付近の様子
合戦小屋のトイレは冬期でも使用することが出来ます。入口は雪で埋まってしまう場合もあります。その際はスコップが置いてありますのでそれをご利用ください。
今年も合戦小屋にこのような看板を立てました。冬は合戦小屋から先は森林限界の上となってくるため、特に悪天時はかなり厳しい天候となります。ここで先へ進むか戻るか判断をするポイントとなります。
明後日からの営業開始に向け、着々と準備を進める一日となりました。
河地