風雪の大晦日。
今年の大みそかも昨年に続き厳しい天候となりました。朝のうちはまだ少しは穏やかで山頂へと向かわれる方もいらっしゃいました。
今年の冬は本当に冬らしい冬となりました。昨日から今朝にかけて小屋周りでも３０～４０㎝位増えました。全国的にも今日の天気予報はよくなく、登山をやめられた方も多かったので例年より少し静かな大晦日となりましたが、それでもお昼を過ぎると続々とお客様が到着され出しました。ちょうどその頃は幸いにも風も比較的弱くなり、元気に到着される方が多かったです。しかし、段々と気温も下がり始め、朝に比べ１０℃以上気温が下がり、２０時頃には－２２℃にまで下がってきました。ゴウゴウと風が吹き、小屋を揺らすようになってきました。やや厳しい天候でしたが、皆様無事に小屋に到着され、ほっとしました。
外は厳しい天候ですが、中はストーブが焚かれ、全くの別世界となっていて、皆様、楽しそうに年越しのひと時を過ごされていらっしゃいます。夕食時にはささやかですが、年越しそばをご用意させていただきました。まだ、コロナが収まっていないので本来であればお酒でも飲みながら、わいわいとたりたいところですが、マスクを外すお食事中は黙食をお願いし、また大声での会話は控えて頂き、少し静かな大晦日となっています。それでもこうして営業出来ているだけでもありがたいことかもしれません。２０２２年スタートの明日は少し天気も期待できそうな予報となっています。
間もなく２０２１年も終わろうとしています。２０２２年が皆様にとって良いお年となりますように。
