再び積雪へ。
天気の崩れは思ったより早く、日の出前から雪が降り始め、昨日まで土が出ていたところも薄っすらと白くなっていました。昨日お泊りのお客様は雪が積もる前にと朝食を終えられると早めに下山されて行かれました。雪はなかなか弱まることなく、その後も降り続きました。
雪で展望もない一日でしたが、午後、二羽のライチョウが玄関のすぐ前にやってきて、みんなを楽しませてくれました。ちなみにこの写真は玄関の中から撮ったものです。ちょっと人が多く集まりすぎてしまい、ライチョウは嫌がって飛んで行ってしまいました。ごめんね。でも、この厳しい天気の中、登って来られたお客様は大変喜ばれていました。
ここでは終日、雪降りとなりましたが、第三ベンチより下では雨だったようです。この辺りの気温は０℃くらいでかなり湿った雪でしたが、雪は降り続いたため、玄関の前では１０㎝以上積もりました。吹き溜まりでは膝上ぐらいは積もったようでした。
雪解けが進み、土が見えてきたところもあったのですが、今回の降雪で再び白くなりました。明日の朝は晴れの予報なのできっと素晴らしい展望が広がることでしょう。今から楽しみです。明日明後日と気温が低い状態が続きそうです。真冬のような気温になります。しっかりとした防寒具をお持ちいただくとよいでしょう。今年の四月末はとにかく暖かい日が続いていましたが、ゴールデンウイークが始まると寒気が入ってきて、季節は冬へと逆戻りしました。これは珍しいことではなく、この時期らしい天候です。５月の上旬はｍだまだ冬の色が濃いものです。しかし、登山口辺りでは新緑が始まり出したようで、下から春の足音が聞こえ始める時期です。冬と春の二つの季節を楽しむことが出来ます。
河地
