連休最終日。
今朝起きると外はガスで真っ白でした。しかし日が昇る頃になるとそのガスも取れて晴れてきました。所々の草木にはそのガスによって作られた美しい霧氷が見られました。太陽が昇るとその熱によって天気が変わることがよくあります。今日はいい方へと天気は変わってくれました。
この周辺のガスが取れ、展望が広がってくると眼下には美しい雲海が広がっていました。これから下山される皆様へのちょっとしたプレゼントとなりました。
そして、気持ちの良い五月の青い空が広がりだしました。朝のうちの空気はまだひんやりとしていましたが、日が昇るにつれ、段々と暖かくなってきました。
連休最終日の今日は昨日ご宿泊のお客様が帰られる急に静かになりました。今年の連休は−10℃以下の厳しい寒さの日もありましたが、天気のいい日が多く、多くのお客様に残雪の燕岳を楽しんで頂くことが出来ました。また、事故なく終えられたことは何よりです。
まだまだ小屋は雪に埋もれています。早速、除雪作業を開始し、いくつかの雨戸を外すことが出来、小屋の中が少し明るくなりました。
午後になってくるとまた冷たい風が吹き出し、黒い雲があちこちに現れ始めてきました。ただ、この雲が作り出す光の加減がなかなかよくて、きれいでした。
この冷たい空気の影響なのでしょ
うか、八ヶ岳の上にはもくもくとした雲が出ていました。
これらの雲の隙間から差す夕陽が松本平の水田をキラキラと照らしていました。美しい光景です。夜になり気温は再び氷点下となってきました。ゴールデンウイークは終わりましたがまだまだ寒い日が続くようです。
河地