有明山の近況
5月15日 (日) 午後13時の気温 13℃ 曇りのち晴れ
有明山の標高は2268m、信濃富士や戸放岳とも呼ばれ昔から信仰の深い山で数々の伝説や逸話が残されてます。
最も有名なのは魏石鬼八面大王の民話ではないでしょうか。
坂上田村麻呂と八面大王の戦があったと言われる中心地です。安曇野には八面大王にまつわる地籍がたくさん残されてます。
安曇野観光する際や登山される方は安曇野の歴史を調べて巡るとより一層楽しめること間違いありません。
さて先日お休みを頂きまして、晴れてたので有明山に登って来ました。この日は雨予報でしたがどうやら夕方から降り出しそうな予感。
(5月12日午前10時頃)
有明荘第三駐車場にある裏参道登山口。
四合目
イワカガミ
冬の間に落ちた枯れ技など退かしながら進みます。
鎖場
八合目手前の登り。少し雪がついてますが、来週中にはなくなりそうです。
八合目
九合目。この辺りも雪は残ってますが、雪の上を歩くのはほんの僅かです。
山頂北岳にある祠。3つある祠はすべて東側を向いています。
残念ながら雲がかかり展望は見られませんでした。
今にも雨が降り出しそうです。(下山後雨が降り出しました)
北岳から先に進むと二等三角点、中岳、奥社と続きます。展望が良いと安曇野平野が一望でき山頂も広くのんびり出来ます。
燕岳とはまた違う景色と歴史が有明山にはありますので是非登って見ては如何でしょうか。
有明荘では温泉と食事を用意してお待ちしております。
*有明山登山にあたって。
※有明山は遭難の可能性が高い山として、長野県登山安全条例の指定登山道に含まれており、登山届の提出が義務付けられています。しっかりと下調べし、山岳保険への加入や、ヘッドライト・非常食・防寒着などを準備し、安全で楽しい登山を心掛けましょう。なお有明山は急登が続き登山道は木の根が露出してる箇所が多くとても滑りやすくなっています。晴れていても陰の方は湿っており滑りやすいのでとくに下りの際はお気を付けて頂き各所に目印もつけてはありますが見失わないよう確認しながらお願いします。
( 小泉 )