久々の美しい青空。
すっきりしない天気だった昨日でしたが、今朝はご来光こそ見られなかったものの、天気は回復傾向へと向かっていて、下山される方はその時間を少しでも遅らそうとしておられる方が多かったです。
そして、お昼頃になるときれいな青空が広がってきました。雨上がりのせいか、空気も澄んでとてもきれいな青空でした。日曜日とあって日帰りの方が多く、玄関の前は賑やかでした。
久々の青空のもと、ミヤマキンバイの花もうれしさを表現するかのように花びらをめいいぱい広げていました。
またヘリポート下にあるナナカマドの新芽も葉をだいぶ広げてきました。季節がどんどんと進んでいることがこれらの植物の成長から感じさせられます。
今日の日中は晴れたものの西から吹く風が冷たく、気温はあまり上がりませんでした。その冷たい風と6月の強い日射によって暖められた空気がぶつかり、安曇野側には夕方までガスが沸き上がりました。
すっきりと晴れ渡っていた西側の空でしたが太陽が大きく傾き、日の入りが近づくと急にガスが沸き上がり始めました。時にはガスで何も見えなくなることもありました。しかし、刻々と変わるこのガスの動きが素敵な日の入りを作り出してくれました。気温も3℃台まで下がり、寒い中でしたがこの美しい光景から目を離すことはできませんでした。
日が沈むと逆の東の空もピンクに染まりきれいでした。
日が沈んだ後も西の空はオレンジ色がきれいで反対の東側は街の明かりが灯り始め、どちらを見ても美しい光景が広がっていました。今年の6月はいつもより雨の多い月となっていますが、こうした美しい光景に出会えることもあります。明日もまた晴天が期待できそうです。
河地