雨恋し・・・
さかきです。
雨、というより水がもう少し欲しい・・・
長野県においては、梅雨入りして以降、夕立以外にまとまった雨が降った記憶があまりない、というのが私の個人的な印象です。
種々の週間予報を振り返っても、傘マークのついた日は多かったものの、結果的には少雨でした。
登山において雨はある種“天敵”ですが、山小屋の生命線の一つでもある「水」をもう少し確保したいというのが正直なところ。
小屋が開けて、加えて営業始まってまだ間もないこの時期は、思いのほか清掃等で使う生活用水の消費量が多いもので、一方まだ大天荘においては水源地からのポンプアップができない状況下、唯一の水資源は「雨」ということになります。
水の備蓄量がやや少ない感が小屋開け以降どうしても否めないのです。
▲常念岳越しに見える入道雲
夕立の雨は決してきれいなものではありません。それでも多少なりとも貯水タンクの足しに・・・遠く見える入道雲を見て、少し羨ましく思ってしまいました。
▲日の入(19時過ぎ)
振り返ればきれいな夕景。そりゃあ、雨よりきれいな夕景のほうがいいに決まっていますね。
雨が恋しい云々の思いは、これを見た途端に気付けば消え去っていました。
なんて単純な自分。
てるてる坊主にお願いすることにします。
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「ランプの喫茶」、今年もご夕食後に営業しています。
ほのかに揺らめく炎を見ながらのひと時は、格別です。是非大天荘にお越しの際はお立ち寄り頂きたいと思います。
今年は、テント泊の方のご利用も再開する運びとなりました。
ただ、新型ウィルス感染症対策の兼ね合いにより、三密になるほど混み合うことが予想される場合などは、ご宿泊の方優先とさせて頂き、状況によりましてはご利用頂けない時もありますので、その点予めご了承願います。