周辺の様子。
さかきです。
決して昨日の朝と同じ写真ではありません。
予報とは裏腹に、今朝は昨日以上にスッキリしたご来光でした。
▲テント場から槍・穂高連峰
この絶景を前にして、見とれないわけがありません。ハイシーズンであれば大勢のギャラリーで賑わうところですが、今日は一人貸切状態でした。
▲テント場から北アルプス北部を見る
こちらの男性は朝靄かかる高瀬の谷間を眺めながらのご朝食。羨ましい限りです。
▲朝露に濡れるミヤマキンバイ
夜は花びらを閉じるミヤマキンバイ。朝陽を浴びて、「うーんまだ眠い・・・」そんなわけはありませんね。その様は、瑞々しくきれいでした。
という、清々しい今朝の大天井岳周辺でした。
◆
燕山荘~切通分岐の表銀座縦走路は、東側斜面の残雪の関係で、通称“為右衛門吊岩”付近など、まだ一部冬ルートの通行を余儀なくされている箇所があります。今日はその辺りの夏道の様子を見に行ってきました。
核心部あたり含めて数ヶ所、まだ多くの、しかも固めの残雪で登山道は埋まっていました。
その内の何ヶ所かを雪切りしてきましたが、時間切れとなり、今日の開通は見合わせとなりましたが、明日再度工作しに出かけ、何とか夏道の開通にこぎつけたいと考えています。
そして一方で、今私の頭のなかでぐるぐる渦巻いている、小屋で使う水の確保。早めにポンプアップの目途をつけたいがため、水源地の残雪状況の確認にも行ってきました。
結論から言うと、ポンプアップそのものはもう少し先になりそう・・・とはいえ、早めに何とかしたいところです。
もうしばらく雨乞いかな・・・
では今日の最後、雷鳥クイズで締めくくりたいと思います。
今日縦走路の夏道の様子を見に行く途中、切通分岐のすぐ上で遭遇しました。
さて、この上の画像に雷鳥はどこにいるでしょうか?
正解は
ちょっと難しかったでしょうか。
「最近噂で聞いてるが、俺らをちょいちょい盗み撮りしている奴というのはお前か?まぁいいだろう。ただいいか、あまり近づくと痛い目に遭うぜ。グゲー!」
と言っていたかは定かではありませんが、私が近くを過ぎ去ってからというもの、何度も「グゲー」という鳴き声が辺りを木霊していました。
皆さんも近くで見かけた際は、そーっと、追い回したりしないようにお気をつけ下さい。
今、雷鳥達は繁殖期に入っており、特にオスの警戒心は強いものがありますので、お見知りおきを・・・