日に日に濃くなる緑。
昨日は夏至でしたが、ここ数日、山の上でも気温が上がり出してきました。今朝の日の出の頃、玄関にある温度計は7℃を示していて、あまり寒さを感じませんでした。そして、日中ともなれば、ちょっと体を動かすには半袖でも十分でした。、まだ、梅雨真っただ中ですが、こうして気温が上がってくると夏の足音が大きくなりだしてきているような気がします。
今朝は意外と天気が良く、きれいな雲海が広がり、昨夜お泊りの皆様はこの美しい景色に大変感動されていらっしゃいました。6月というと天気が悪いイメージがありますが、天気がいい時も案外多く、こうした美しい景色に出会うチャンスも多いものです。
そして、富士山もきれいに見えてきました。
ここ数日の気温上昇により、山肌の残雪は少なくなり、また、草木の芽吹きが進み。、山肌の緑がずいぶんと進んだような気がします。
燕山荘直下の夏道と冬道の分岐点の様子です。夏道もずいぶんと出てきましたが、まだ雪が残っている部分もあり、もうしばらくは冬ルートです。
今日は合戦小屋の水揚げのお手伝いに出かけてきました。合戦小屋は常駐のスタッフもいますが、夏になると連日燕山荘から日中の営業を行いにスタッフが通っています。午後から雨が降り出してきたため、水を上げることは出来ませんでしたが、エンジンやポンプが無事動くことが確認出来たので、明日は微調整などで水は上がるかと思います。
合戦の頭から燕山荘直下までの雪が残っているところは、雪解けにより日に日に状況が変わっていきます。合戦小屋へ出かけた帰りに木が出てきて歩きにくい何個所かの枝の掘り起こしを行ってきました。今の時期の雪はぐっと閉まってきて、春の雪とは違い固く、堀るのもなかなか労力を要します。この調子で雪解けが進んでいけば、この雪切作業もあと2,3回で終りそうです。毎年そうなのですが、雪がたくさんあるころは除雪作業がいつ終わるのかと少し雪が嫌いになりかけるのですが、こうして雪とのかかわりがなくなるのはなぜだかさみしくなるものです。
河地