信州ツキノワグマハンドブック
6月29日(水) 午前9時現在の気温:22.5℃ 天気:晴れ
先日、上高地に於いて開催された「野生動物対策講習会」に出席させていただき、ツキノワグマ、ニホンザルの生態調査や被害対策を実施されている 信州大学の泉山先生のお話を伺って参りました。
全体の文脈としては、動物学的にも貴重なツキノワグマやニホンザルなどを保護し、思わぬ事故が起きないよう、食材やゴミをしっかり管理し、野生動物から遠ざけて餌付かせない(=人間の活動域に近づく理由を作らない)等、こちら側の対策の重要性を、再確認するものでした。
その講習会で、プリント類に混じって配られていた、NPO法人「信州ツキノワグマ研究会」が作られた冊子『信州ツキノワグマハンドブック〈こども版〉』が、子供向けとは言え、内容もしっかりしている上、初心者にとって非常に分かりやすく、各ページのイラストも、とっても可愛らしいので、帰館したあと、有明荘の休憩室に置いて、みんなが手に出来るようにいたしました。大切な野生動物に対する正しい理解のため、どうぞご覧下さい。
(薄い冊子ですし、これ一冊しかありませんので、どうか大切にご覧になって下さいね。)
( 猪股け )