黄昏てみたくなる朝。
さかきです。
昨日のはっきりしなかった空模様から一変、清々しく気持ちのよい朝でした。
上空のたおやかな雲と、高瀬に浮かぶ雲海が何とも印象的です。
この“清々しさ”をさらに引き立ててくれるのがこの子達、イワヒバリ。
「よっ、久しぶりだな。こんな気持ちよい朝だから、ちょいと黄昏ていたのさ。まぁ、雷鳥達ばかり追いかけてないで、たまには俺達も写してくれよな!」・・・なんて。
最も山だけに限らず、街中でも早朝の鳥のさえずりは、何とも気分をスッとさせてくれます。個人的には5月6月、麓安曇野の田畑広がる盆地一帯、早朝に木霊するカッコーの鳴き声が、個人的には好みです。
日の出は概ね4:40頃。
様々なシチュエーションでこの日の出を待ちわびる人達。非日常の空間を存分に楽しんで頂けると、山小屋スタッフ冥利につきます。
▲テント場から北方向
▲中天井岳から東天井岳越しに八ヶ岳連峰、遠望 富士山
▲槍・穂高連峰
非日常の景色が、我々にとっては日常的・・・なんとも贅沢な話です、本当に。
多くの方にご覧頂きたいと心底思います。
次、安定した夏空が続くのはいつ頃からでしょうか・・・なんて、雨も欲しいところなんですが。
今、小屋の裏手は、「アオノツガザクラ」が瑞々しく咲いています。