山のお巡りさん。
さかきです。
今日は「海の日」、連休最終日でした。
この三連休に関しては、これぞ夏だ!という青空を見ることは叶いませんでした。
▲昼下がり 有明山から麓安曇野方面
▲昼下がり 二ノ俣谷から常念岳、穂高連峰方面
しかしながら、一日中雨が降り続くというわけではく、曇・霧・うす陽・通り雨といった、一通りの山の気象現象が網羅される日々が続きました。
一言加えるならば、天気予報と実際のお天気がなかなか合致しなかったのは否めなかったように思います。
やはり、梅雨のような気圧配置の時の予報は、気象庁はじめとして気象予報士の方々、頭を抱えてしまう程の難しさなのだろうと察します。
▲ミヤマタネツケバナ
▲アオノツガザクラ
▲ムカゴトラノオ
今、小屋の裏手から大天井岳山頂に向かう足元、アオノツガザクラが見頃です。
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昨日は、長野県警山岳救助隊の巡回がありました。
普段は街の交番勤務ですが、山での遭難事案が発生した場合は、いつ何時でも招集され、いち早く現場に駆け付ける「山のお巡りさん」的存在です。救助活動のみならず、安全登山の啓蒙等にも力を注いでいます。
この他にも、長野県下の各山域には、「遭難防止常駐隊」と呼ばれる民間の救助隊もあり、こういった方々の巡回が始まると、夏山シーズン到来だなと感じるものがあります。
早朝、肌に纏わりつくような濃い霧の中、燕山荘方向に向かってパトロールに出かけていきました。
くれぐれも、この方々にお世話になることのないよう、皆さん十分に身の安全を計りながら、楽しい夏山登山を満喫して頂きたいとせつに願います。