レンズ雲。
さかきです。
なかなかインパクトあるレンズ雲が今朝は確認できました。
▲5:20頃
これだけスケール感あるものでも十分見応えあります。
しかしその約30分後には、
圧倒的な迫力のあるものへと変化、頭上を埋め尽くしました。
荘厳です。
度々レンズ雲(吊るし雲・笠雲など)をご紹介させて頂いていますが、こういったヘロヘロ雲が出現した暁には、割と激しい気象変化を伴う(風や雨などの悪天候)ことが間々あるものです。
見る分には芸術的な美として楽しめますが、これが実際に悪天候ともなり、その中での登山ともなると、なかなか酷な状況になりかねません。
実際、昼前から大天荘周辺は、
雨こそまだたいしたことありませんが、強風を伴ってきました。
今夜は割とまとまった雨予報。日本海から前線が南下してくるようです。
入山前に前線の通過が無いかなどのお天気チェックは必ず必要ですが、一度山に入ってからの、こういった観天望気は、気象遭難を防ぐ上で(低体温症等)とても大切な要素です。
“美しさと隣り合わせの過酷さ”、お天気の良し悪しに関わらず、肝に銘じたいものです。