雲がきれいな、山の日。
朝、起きた時はガスに包まれていましたが、日の出とともにガスがとれて幻想的な日の出を見ることが出来ました。日の出の写真を撮りに外に出ると、不思議なことに誰もそちらの方向を見ていません。反対の空を皆さん見ていらしゃいます。そこには大きな虹が現れていました。毎回そうなのですが、虹を見ると何かいいことがあるような気がして嬉しくなります。
今日は山の日。また、お盆休みの始まりとあってお客様の流れの勢い何時もとは違いました。コロナ禍以前までとはいきませんが、何となく懐かしさを感じる賑わいでした。
この先今ある熱帯低気圧が台風に変わり、週末には関東や東海に接近との予報も出ています。早くもその影響なのか今日は空に現れる雲がいつもとは雰囲気が違っていました。ただそれはこの先の天気の崩れを教えてくれるものというより、曇ってきれいだなと思わせてくれる空模様でした。
慌ただしく過ぎた一日でしたが日が沈むと南東方向の空には明日満月を迎える月が昇り始めてきました。
夏休みに入り、小さなお子様も多く登ってこられるようになりました。先日は具合の悪くなるお子様が多く、診療所に行かれる方が多くいらっしゃいました。先生にその原因を聞くと行動中の水分の摂取不足だとおっしゃっていました。ゆっくりと時間をかけて登ることとこまめな水分補給は高山病予防への大切な要因となります。せっかく頑張って登っても上で具合が悪くなってしまえば、登山の楽しみも半減してしまいます。上に早く着こうという気持ちを極力抑え、とにかくゆっくりゆっくりと、また休憩ごとに水分をとることを心がければ、体への負担が少なく、きっと楽しい登山になることと思います。
河地