ホシガラス。
さかきです。
今朝、燕岳登山口から上山、その折合戦尾根の途中から撮った大天井岳方面。
まだまだ濃い緑色の木々の葉からは、秋めいた感じは見受けられませんが、空に漂う巻雲の様は、うーん、やはり一歩季節は進んでいるのかなと感じないわけにはいきません。
ところで秋と言えば、色々な実が成ってくる頃、それを、色々な生き物たちが食す時期でもあります。
登山道上にハイマツの実が食べ散らかされていますね。
道の真ん中のものは、ニホンザルの仕業かと思われます。そして道の左わきになんとなくまとめられたものは誰の仕業かといいますと・・・
「なんだよ、食べ散らかしてるわけじゃないぜ!これが僕たちの食事スタイルなんだ!サル達よりも行儀いいだろ?」
・・・ということで、ホシガラス達です。
「まったく!こっちは食事中なんだ。邪魔しないでよね!」
はい、ごめんなさい。
これから晩秋にかけては、ホシガラス達のハイマツ狩りが、あちこちで見ることができます。
登山道にお尻を向けて何やらごそごそしているホシガラス。
固い地面や木の枝を利用し、くちばしで外側の殻を上手に打ち砕き、中の実を食べる、という流れ。
3,000m級の稜線上における、秋の風物詩の一つです。
<今咲いている花達>
▲アキノキリンソウ
▲ミヤマコゴメグサ
▲ハクサンフウロ
▲ヤチトリカブト
▲オヤマリンドウ
もう終わりかけのものもありますが、まだまだ花観察楽しめます。