鰯雲。
8月も後半になって、季節の変わり目なのか雲の多い日が多くなってきました。そんな今朝の日の出は雲のすき間からでした。しかし、雲のすき間から差し込む太陽の光はとてもきれいでした。
そして、山肌の色もどんどん秋の色へと変わり出してきています。山の夏って本当に短いなと感じさせられます。
太陽が昇って気温が上がり出すと安曇野側には雲海が出来始めてきました。天気は良くてもこの雲海により今日もヘリコプターによる物資輸送は伸びてしまいました。雲海は美しいのですがなんとも悩ましい限りです。
朝のうちに見られたこれらの雲は雲の中でも高い所に現れる雲で、巻積雲だと思われます。また、鰯雲といわれることもあります。これらの雲は前線の前面に現れることが多いです。美しい雲なんですが喜べない面もあります。朝のうちはこんなきれいな空が広がったのですが、その後は夕方まで夏のいつもの天気のようにガスに包まれてしまいました。
いつものように日が沈むころになるとガスも取れだしてきて美しい夕景を見ることが出来ました。朝に現れた雲とは違い鰯雲より低い所に現れる羊雲(高積雲)が多くなっていました。それらの雲が日が沈んだ後も赤く照らし出されきれいでした。観展望からすると巻積雲(鰯雲)から高積雲(羊雲)に変わってくる時はやはり天気が崩れてくる前触れだともいわれます。明日の天気はどうなるのでしょうか。
ちなみに明日は燕山荘の夏の締めくくりであるクラッシックコンサートの開催日となります。この日は比較的晴れることが多いのですが・・・
河地