秋雨の頃。
9月に入りました。台風の動きが気になるところですね。秋雨前線も本州の上あたりに現れ、この先雨の日が多くなってしまいそうです。季節の変わり目の雨ですね。昨夜はこんな雨の季節の中でしたが、空気が澄んでいて街の灯りが何時も以上に力強く見えました。
しかし、朝になってみればガスで外は真っ白け。昨夜、すべて終わらなかったヘリコプターによる荷揚げは残念ながら先へと延びてしまいました。しかし、日の出頃、突然ガスが切れ出し、東の空が突然紅くなりました。これで天気が回復していくのかと思いきや視界は開けているのに強い雨が降り出してきてしまいました。そして、その雨は午後までやむことはありませんでした。
日中はこのように霧に包まれた景色が広がりました。そんな中にあってこのナナカマドの赤い実の色がひときわ鮮やかでした。
日中、一時雷雲がやってきて、雷鳴が聞かれることがありましたが、夕方前、雨が上がり少しだけ展望が広がってきました。雨量がやや多かったせいか湯俣の方からはゴーゴーと水がたくさん流れる音が聞こえました。この先、台風と前線により大雨にならないことを願いたいものです。
燕岳も一時少しだけ姿をみせてくれました。
今日は小屋の西側斜面でホシガラスが何羽も飛び交う姿を見かけました。ホシガラスはハイマツの実を鉱物としているため、ハイマツ帯の辺りでよく見かけます。この写真のホシガラスは何をくわえているのでしょうか。それにしても今日はたくさんのホシガラスが飛び交う姿を見かけました。こんな日もあるんですね。
河地