トンボって偉い
9月29日(木)午前8時現在気温:11℃ 天候:晴れ
9月終盤、日中は気温が上がり 有明荘ランチは
まだまだ ザルそば系や生ビールが人気の中心です。
もちろん!有明荘名物 「山賊焼き」がダントツです。
とはいえ、只今 秋に突入中!
さすがに朝晩はTシャツでは寒いと感じます。
気温の低下に季節替わりを感じます。
今のところ有明荘の早朝の気温は10度前後です。
夕食時の支配人のスピーチの中でも、山頂の気温が一けた台のインフォメーションに
食卓につく、お客様の服装も薄手のダウンジャケットが目立つようになって参りました。
夏葉の残る木々からも枯葉が落ち始め 中房も、にわかに秋めいて参りました。
今日は「とんぼ」の話題です。
田舎育ちの私(深田久弥 百名山「雨飾山」の麓で育ちました)
幼少期の記憶では、春 5月雪解けが落ち着くとカエルの大合唱の夜。
カエルが卵を産み、田を耕し田植えです。
6月には田んぼにヤゴや水カマキリ、タガメが出現。
7月初夏には尻尾が黄緑と黒のストライプのトンボ飛び交い始め 夏の訪れを感じました。
ある時期からトンボを見かけなくなります。(替わってシオカラトンボ出現)
秋、しっぽが赤くなり稲穂の上を無数に飛び交うトンボ、
秋晴れの空に無数に飛び交い交尾と産卵の季節、稲刈りの季節を境に朝晩の冷え込みが
日中にも及ぶといつの間にか姿を消して行ったものでした。
Wikipediaで調べたものではなく、わたしの記憶・情緒的な思い出話です。
夏のトンボ不在は気にも留めませんでしたが、実は高地 標高の高い涼しい場所で
成長期を過ごしていたんですね。
有明荘周辺でも7月初旬、トンボが突如!飛来します。(待ってました~!)
例年、春に登山された方でしたら解ると思いますが、ブヨやメマトイが春の温かさで先に成虫になります。
少し遅れて駆け付けたトンボはブヨなどをエサに涼しい山で初秋まで過ごすのです。
(実は7月中旬以降 トンボのお陰で登山者がブヨ対策不要なシーズンが到来するわけなんです。)
今年も稲刈りが始まった安曇野市内、水田にたくさん沢山 赤とんぼが戻ってきました。
トンボは春は田んぼの害虫を、夏には空の害虫を・・と 大活躍です。
トンボを見たら、ありがとうと声をかけたいものです。
(山岸)