強風。
昨夜から今朝にかけては強い風が吹きました。そのせいなのか朝起きた時は街の明かりも見えていたのですが、日が昇るころにはガスが湧いてきてしまい、御来光は見られませんでした。しかし、だんだんと天候は回復してきて、風もやや収まってきました。
風がやや弱くなってくると展望も広がりだしました。その強風帯、おそらく前線のようなものの通過だと思われますが、それらが作り出すレンズ状の雲が東側の空一面に広がっていました。
今日、槍ヶ岳が姿を見せてくれる時間はあまりありませんでしたが、ほんの一時だけこうして見ることができました。稜線の色は黄色から茶色へ変わり出してきました。
ナナカマドの赤と紅葉のダケカンバ。この色の対比も今の季節ならではです。
この２枚の写真は午前中と午後の合戦尾根の写真です。奥に見える有明山との色の違いがとても明確です。今が恐らく紅葉のピークなんでしょう。とても美しく感じました。昨夜に比べ、風はやや収まったものの日中でもやや強い風が吹き続けました。そうなると紅葉終盤の木々の葉っぱは落ちだしてきます。そのせいか午後になって見るとダケカンバの白い幹がやや目立つようになってきました。夜になると雨も降り出してきました。この先の天気予報を見ていると週後半には気温が大きく下がってきそうです。山の上は秋から冬の入口へとまた季節が少し進みそうです。
河地
