初雪。
さかきです。
▲大天荘 玄関前からテント場(昼過ぎ)
初雪となりました。
午前中パラパラ降り出した雨は昼前から本格的な降雪となり、大天荘の玄関前の辺りは昼過ぎにいったん薄っすらと白くなりました。
降雪時は気温も氷点下となり、数日前までの暖かさから、一気に“初冬”を迎えたような感じです。
湿った雪が看板に着氷した様子。なんとも寒々しい光景ですが、ある意味この時期の悪天候下の本来の寒さとも言えなくはありません。
今日のように、これから先、天候が悪くなった場合、必ず雪になるわけではありませんが、気温次第ではいつ雨から雪に変わってもおかしくない時期になってきますので、注意が必要です。
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昨日は、今シーズン最後の水揚げとブログに認めましたが、今朝まで順調に水は揚がり続け、全ての貯水タンクは満水。
早速今日は水源地の小屋閉め作業に出かけてきました。
今日のところは小屋から水源地に這わしてあるパイプの撤収・巻取り作業。
小雨交じりで足場は滑りやすく、なかなか作業は難航を極めましたが、予定の箇所は全て撤収を終えました。後日、ポンプアップの素である発電機や動力噴霧器が収まっている小屋の片づけと、他諸々の作業を済ませて、今シーズンの水源地の作業は終わりとなります。
まだ工程半ばではありますが、水源地の閉め作業に手を付けると、なんとなくシーズン終盤を迎えた気分で、物寂しい感じと、少しホッとした気分が交錯します。
水源地辺りは紅葉真っ盛り。目線を上にすれば穂高連峰が見えますが、
今にして思えば、何となく“白い物”が舞っているようではありました。
帰り際の道中から牛首展望台とその脇にちょこっと見える大天井ヒュッテさん方向。
ダケカンバの黄葉が見事です。
次回来る頃には、落葉してしまっているでしょうかね・・・