虹に、光学現象に。
さかきです。
今日は視界こそそれほど悪くはありませんでしたが、朝から終日風が強く・・・「風が強すぎて歩くのが難しいため宿泊キャンセルします」というお問い合わせを数件頂いたほどです。
天気予報ほど悪くは無かったものの、時折雪が舞う変わりやすい空模様であったことも確かです。
わかりにくいでしょうか、表銀座縦走路の左、高瀬の谷間上空にうっすらと虹がかかりました。
北信五岳方向、左手にこれまたうっすらと虹が。
何せ今日は細かな雪とも雨ともつかないものが時々吹き付けてきては、このような虹がちょいちょい垣間見えました。
確かに上空を見上げれば、“尾流雲”が。雲から雨などが落下するわけですが、地上に届かないうちに蒸発もしくは昇華してしまう時に発生する雲です。
こういう雲が出ている時は、虹などの現象も見られやすいとされています。
最も寒暖の大気が入れ替わる10月11月、日本海から寒冷前線や寒気が入り込みやすい前後では、大気の摩訶不思議な現象がよく現れ、個人的にはとても楽しい時空間を体験することができ、“至福の時期”でもあります。
夕方、日の入り直前。表銀座縦走路だけ夕陽を浴びた格好。
見る角度によって多少時間は前後するでしょうが、日の入りも17:10頃となりました。
日没がだいぶ早くなりました。
日の入後のサンピラー。
今日は地味ながら、色々な光学現象が見られた愉快な一日でした。
明日からは気温がグッと下がってきて、かなり寒くなりそうです・・・