乙なご来光。
さかきです。
まもなく新月を迎えるそれを上空に据えた、夜明けの東の空。
雲の対流は早く、この後まもなく霧に覆われてしまいます。
ご来光諦めかけていましたが、スタッフに声をかけられ窓から外を見ると、思わず「おぉ!」。
霧の濃さが秒単位で変わり、一時の出来事とはいえ、なかなかカメラ手放せない瞬間が続きました。
ご宿泊の皆さんも、感嘆しきりの今朝のご来光シーンでした。
その後日中にかけては、雲は多めながら時折陽ざしも出る天気。
秋の空に映える有明山と麓安曇野の風景、あと2週間余りでこの光景もしばしのお預けとなるわけです。
よく目を凝らせば、有明山の山腹のカラマツやダケカンバの黄葉が見事です。
恐らく有明荘周辺の中房谷は、紅葉のピークを迎えていることでしょう、有明荘のブログからも伺い知ることができますが、稜線から見ても納得です。
なんとも穏やかな雰囲気ですが、明日から3,000m級の稜線ではしばらく強い冷え込みとなりそう。
予想気温だけで見れば、もはや“冬”と言っても過言ではない感じです。
明日以降北アルプスの高所登山をご計画の方は、冬山登山に耐えうる防寒装備の携行を必ずお願い致します。
特にテント泊予定の方は、厳冬期使用の物をご用意頂いても行き過ぎではないと思われます。寒さ対策にくれぐれもご用心を・・・