水のポンプアップ終了。
今日も冷え込みはそれほど低い朝とはなりませんでした。ただ、どんよりとした空でご来光は期待できないかと思っていたのですが、こんな美しいご来光を見ることが出来ました。
日が昇っても日差しは弱く、また稜線は強い風が吹いていて、小屋の西側に行くと気温以上に寒く感じました。景色もすっかり晩秋のものとなっています。
小屋のすぐそばで突然ウサギがやってきて、ウサギもびっくりしたようですが僕もびっくりして思わず立ち止まってしまいました。しばらく、お互いにらめっこが続きましたが、その後どこかへいってしまいました。雪が降るとこの周辺でもウサギの足跡はよく見かけるのですが、こうして姿を見かけることはそう多くはありません。外へ出かける時はいつもカメラを持っていくことにしているので、こういった場面を撮ることが出来ました。
今日は水源地の閉め作業へと行ってきました。これから小屋閉めまではタンクに貯めた水だけでやりくりしていくことになります。幸い今日は気温がそれほど低くなかったのでお昼頃にはすべてのタンクを満水にすることが出来、それから閉め作業へと行ってきました。
例年、この作業をするときは凍えるような寒さの中となることが多いのですが、今日は寒さも厳しくなく、順調に作業は進みました。次にここに来るのは来年の5月の下旬となります。毎年、枯れることなく岩の割れ目から湧き出す、この水源地にお礼を言って作業は終了となりました。昨年とほぼ同じ日でしかもすべての水タンクが満杯、これならなんとか小屋閉めまでやっていけることでしょう。明日以降、気温がかなり下がりそうなのでその前にこの作業が出来て一安心です。
河地