小春日和が続きます。
昨日に続き、冷え込みの弱い朝で玄関先の温度計は-1℃台でした。ちょうど日が昇る辺りには面白い雲が現れていました。その雲は一瞬浅間山と間違えてしまうような形の雲でした。おそらく積乱雲だと思われますが、その雲を通して放射状に広がる光線がとてもきれいでした。
ほとんどの小屋が営業を終えているため稜線を歩かれる方は非常に少なくなっています。雪の状況などはご自身での判断が必要となるため、営業小屋がないということは登山のレベルがぐっと高くなるものです。
前回、降雪があったのはおそらく11月1日だったと思われます。ただ、気温はそれほど上がらないため日影部分には残った雪が凍った状態になっています。
日の入り時刻は16時40分頃、思った以上に早いものです。今日は週末とあって多くの方で賑わい、この美しい夕日にたいへん感動されていらっしゃいました。ただ、少し西寄りの風が吹いていたため、日が沈むと皆様寒い寒いと小屋へと戻って来られました。同じ気温でも風があるかないかによって、体感気温はずいぶんかわってくるものです。
4日前に皆既月食を楽しませてくれた月は登る時間も少し遅くなり、また、じゃがいものような形になり、長野市の上あたりで輝いていました。明日の天気予報を見ているとここ山の上でも雪ではなく、雨になる予報です。そうなると残った雪は解けてしまい季節は逆戻りになってしまうのでしょうか。
河地