再び降雪。
朝方、雪が少し降って、燕岳もほんの少しだけ白くなりました。日の出はガスの中からとなり、幻想的な美しいものとなりました。その後、天気はどんどんと良くなっていきました。
ガスに包まれていたため、その水分が凍て霧氷が出来ていました。ヘリポート下のナナカマドも真っ白になっていました。しかし反対方向から見ると光の加減もあるのでしょうかそんなには白くはなく、ちょっと面白い発見でした。僕は見られませんでしたが、お客様がこのナナカマドにライチョウがいたよと嬉しそうに教えてくださいました。
山荘の周りをぐるっと歩けば草木に付いた霧氷を楽しむことが出来ました。
山の上は晴れていい天気になったのですが街は今日も雲海の下となっていました。こんな時、街の天気予報はおそらく曇りとなっているのでしょう。
天気が良かったので、外回りの小屋閉め作業を進めました。これらの作業は天気予報を見ながら進めています。天気がいい限り雨戸は入れたくはないものです。中が暗くなってしまうので。ただ、これも油断していると窓が雪に埋もれてしまい、それを掘って雨戸をはめる、なんてことになってしまいます。今の天気予報からすると週明け、もしくは土曜日まで雨戸を入れないとダメかもしれません。。
夕方、ようやく安曇野の街が見えてきました。今の季節、西日に照らされる松本平の景色はとてもきれいです。また、池田町から大町市にかけての里山の紅葉がとてもきれいでした。
夕日に照らされた松本市や安曇野の街並みとは対照的で西側の山々は灰色の空に覆われ寒々しい光景でした。そして雪がチラつきだしてきました。今夜は少し積雪となりそうです。寒気が入り出してきたのか気温はどんどん下がってきて、玄関先ではマイナス7℃以下となってきました。
河地。