登山日和な週末。
日の出の３０分くらい前の様子です。雲海が広がり、その遠くには富士山も見えていて、御来光への期待が高まります。
そして、日の出の５分くらい前、空の色付き具合は一時少なくなりますが、時計を見ながら気持ちが最も高まる時間帯です。
そして、６時２３分頃、雲海の奥に小さな光が顔を出し始めました。
するとみるみると空の色は変わり出していきます。今朝の冷え込みは玄関先の温度計が－６．８℃とこの寒さを一瞬だけ忘れさせてくれました。ただ、なぜだか朝のうちは風が強く吹き、気温以上に寒く感じました。
日の出頃の空の様子は刻々と変わっていくものです。しばらく目が離せません。日が昇って１時間くらいしてからのものですが、雲海は太陽に照らし出され、とてもきれいでした。
今シーズンの週末も今日を含め、あと１回だけとなりました。そんな今日は朝強かった風も次第に弱まり、登山日和な週末となりました。
今日はこんないい天気となりましたが、明日は降雪の予報が出ていましたのでお客様が登って来られる前に本館の雨戸を入れました。いつもながらこの雨戸を入れるタイミングが難しく、雨戸を入れると小屋の中が暗くなってしまうのでいつも悩むものです。ただ、屋根の上に雪が乗ってしまうとこの作業は危険になるので、思い切って今日雨戸を入れました。
そして、日中は風も弱く、ここ最近では暖かく感じる一日で久々に外のベンチが賑やかになりました。
午後になってくると少し雲が多くなり出してきました。こういったときは夕焼けが意外と美しくなる場合があります。
そして、予想はいいほうになりました。太陽が沈む直前に雲の切れ間から真っ赤になった太陽がほんの一瞬だけ、ここを真っ赤の染めてくれました。美しい日の入りでした。もしかしたら、明日は新たな積雪となるかもしれません。
河地
