少し霞んだ空。
空気の澄んだ昨夜は夜景もきれいでした。ここからは松本をはじめ、昨夜長野の街明かりを見ることが出来ます。
明けて今朝は昨日とは違い、少し霞んだこの時期らしい空から赤い太陽が昇ってきました。ここでは玄関の前からご来光が見られるので、日の出時刻の数分前に起きて、外に出れば、ご来光を楽しむことが出来ました。
日が昇れば、安曇野の水の入った水田が輝きだします。そして、日の出から少しすると太陽が水田に移り、そこだけひと際明るく輝きます。こんな光景が見られるのは今だけで、稲が大きくなってくるとやがて水田は光らなくなってきます。
霞んだ空のため、今日は昨日ほどすっきりとした展望ではありませんでしたが、槍穂高は雪が少ないとはいえ白さが違います。
雪は少ないとはいえ、合戦尾根はまだまだ真っ白です。第3ベンチあたりから雪はあります。そこからはアイゼンを付けられるといいでしょう。
今日に日中は気温も上がり、日中は玄関の扉を開けっぱなしに出来るほどでした。小屋も少しずつ雨戸が取れるようになってきましたが、まだまだ雪に埋まっている部分が多く、窓があっても外が見えないお部屋がほとんどです。これもこの季節ならではのことと思って頂ければ幸いです。明日からは除雪作業もストップして、お客様のおもてなしに力を入れたいと思います。
穏やかな日の入りでした。あまり寒くはなかったので外のベンチに座り、日が沈むその時を多くの方々が眺められていらっしゃいました。寒かったら、こんなにゆっくりと日の入りを見てはいられません。
明後日の天気が少し気になるところです。雪ではなく、風雨となる予報が出ています。冬用のジャケットは防水性があまり高くないので、もしかしたら雨具の方がいいかもしれません。今の時期は装備選びが非常に難しい時でもあります。
河地