ライチョウの季節がやってきた。
雨降りの一日となりました。昨日までとは違い日中の気温も3℃くらいまでしか上がらず、冷たい雨となりました。こんな日は外作業が出来ないので小屋内での作業が中心となります。冬用のサポート類もすっかり外すことが出来、小屋の中はだんだんと夏使用となってきました。また、喫茶サンルーム(営業はもう少し先になります)も3分の1ほどスペースを作ることが出来ました。いつになく早いのは雪が少ないからです。
このところ、連日のように燕山荘の近くでライチョウを見かけることが多くなってきました。まず最初にテント場でその姿を見つけました。つがいだと思っていたら、よく見るとメスが2羽いました。オスのけんかはよく見かけるのですが、こうした場合メスもけんかをするのでしょうか。それから約2時間後に見た時はメスは1羽となっていて、この2羽が仲良くえさをついばんでいました。これからの季節はライチョウに出会えることが多く、まさにライチョウの季節といっていいでしょう。
この冷たい雨も夕方には上がりました。そして、やはり雪解けはさらに進みました。登山道上の何ヶ所かは雪の中から木々が出てきてしまって、歩きにくいところが出てきてしまったので、ルートを変えてきました。
結局今日は晴れることはありませんでしたが、天気は回復傾向で明日は晴れの予報となっています。先週末は雨だったので、うれしい晴れとなることでしょう。雪が少なくなってきましたが、合戦小屋より上、特に合戦沢の頭から燕山荘直下までは前爪のあるアイゼンとピッケルの携行をお勧めします。
河地