節理から伸びる樹木
5月21日(日)午後9時現在の気温:16℃ 天候:くもり
有明荘から、ちょっと中房線を散歩するだけで、様々な発見があります。
有明荘から中房線を下に向かって10分程歩くと、路頭に現れる様々な節理(※)を見つけることができます。そんな節理の隙間に、ねじ込むように根を張り、上へ上へと向かって伸びる木々がいくつも目につきます。
そばに寄って見れば、そんな目立たない道端の木々にも生命の凄まじいエネルギーを感じます。
こちらは根が岩を抱え込んでいるようです。
露出した方状節理(※2)が崩れている下部にも太い木が屹立しています。
中房線は、サイクリストやバイク乗り、釣り人など、数では登山者に遠く及ばないものの、さまざまな「好き」を追い求める方もやってきます。 もしかしたら、その中には石を見るのが好きな人もいるのかなー?なんて思った今日でした。
※1 節理=溶岩が急速に冷えて固まる際にできる規則性のある割れ目。
※2 方状節理=岩体が直方体状になった花崗岩のような深成岩によく見られる節理。
( 猪股け )