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有明荘

ふかぼり


5月24日(水)午後1時現在の気温:14℃ 天気:晴れ

新緑真っただ中の中房渓谷。特に雨上がりの今日は、まだ葉が薄い若葉に太陽光が透けてキラキラ輝いて見えます。有明荘の庭ではムラサキヤシオツツジとヤマツツジが咲き始め、調和のとれた自然界の色の美しさに目を奪われます。

▼今日の有明荘
▼ムラサキヤシオツツジ
▼ヤマツツジ

これからは色々な山野草が咲く楽しい季節になりますが、見るだけでなく、その花の名前の由来や花言葉など知るとより楽しめます。ということで、今日は有明荘周辺で今咲いている花の花言葉や名前の由来などを調べてみました。

▼ニリンソウ(二輪草)キンポウゲ科

1つの茎から二輪の花を咲かせることから名付けられました。
花言葉は「友情」「協力」「ずっと離れない」
2つの花が仲睦まじく咲いている花にふさわしい花言葉ですね。

▼マイヅルソウ(舞鶴草)キジカクシ科(※ナギイカダ科、スズラン科、リュウゼツラン科、ユリ科で分類される場合もあります。)

葉の形が、鶴が羽を広げて舞う姿に似ていることから付いた名前です。
花言葉は「清純な少女の面影」
純白の小さい花の姿はまさに純真さを保つ少女の姿そのものです。
写真を拡大して見ると、白いドレスをまとった大勢の踊り子のようにも見えませんか?

▼有明もみじの花

有明山の麓にだけに生息する山もみじを昭和天皇が命名したといわれる「有明もみじ」。
秋には葉が燃えるような紅色に染まる事で有名ですが、「花」を知る人は少ないかもしれません。
もみじの花言葉は美しく紅葉することにちなんで「美しい変化」「調和」などが多く取り上げられますが、中には「遠慮」という花言葉もあります。派手に紅葉する葉ばかりに目が行ってしまいますが、小さくて目立たない遠慮がちな花のイメージとして付いた花言葉と言われているようです。

そしてツツジが咲き始めると、次はサクラソウ科の花が顔を出し始めます。

▼蕾を付け始めた「クリンソウ」今から咲くのが楽しみです。

 

そしてこの時期は新緑や山野草だけでなく、もう一つ楽しみがあります。
それは昨日のブログにもあったように「鶯(うぐいす)のさえずり」です!

爽やかな空気の中、毎朝、ウグイスのさえずりで目覚めるなんて都会では考えられない贅沢です。ウグイスの美しい鳴き声を聞きながら新緑の山を眺めて入る露天風呂も然り・・・たまりません♡

ウグイスといえば…毎年この時期になるとスタッフの間で話題に上るのが「勝手にウグイス選手権」(仮題)。
毎年、ウグイスの鳴き声の上手い下手を聞き定めるのです。

今年はここ数年にないほど誰もが認める、とっても美しい鳴き声をしたウグイスがいます。
ウグイスは親が子に鳴き方を教えると言いますが、きれいな鳴き声をしているのが親だとしたら、今年のウグイスの子供たちがその鳴き方を習得したら、きっと美しい声が響き渡る事でしょう。

残念ながら声はすれども、姿を見るのはなかなか難しく、写真も撮れなかったので、絵の上手なスタッフが描いたイラストをご覧ください。

 

みなさんも有明荘にお立ち寄りの際は、是非この今年一番美しい鳴き声のウグイスを探してみてください。

(猪股ひ)

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