着々と準備中。
さかきです。
少々冷え込んだ今朝は、大天荘の温度計で３℃台まで下がりました。
その分、視界の澄んだ日の出の光景。
特に北信五岳方面の山並みが、とても印象的でした。
中房谷にうっすらと漂う朝靄。たおやかな光景とはこのことですね。
ほとんどのお客様がご出立され、そのあと清掃の流れで窓磨きをしていたら・・・
ガラスに映し出された、見事な日暈。
「徐々にお天気下り坂なのかな・・・」
と思いつつも、比較的高めな気温と人波がやや落ち着いたこのタイミングで広がる青空の下、入山後初の布団干しを決行。
今年新しく入ったスタッフは、この格別な時空間を、体一杯で体感。山小屋スタッフでしか味わえない贅沢なひとときです。
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今日、ようやく燕山荘～切通分岐の中間にあたる、為右衛門吊岩付近の冬道と夏道の付け替えをしてきました。
これにて、燕山荘～大天荘は、全て夏道通しとなりました。大天荘直下に、まだ１箇所雪渓を横切る所がありますが、雪を切るなどして工作してありますので、通行に支障はありません。
為右衛門吊岩付近の夏道の道端には、すでに色とりどりの花達で賑やかです。
▲サンカヨウ
▲シナノキンバイ
▲ミヤマキンポウゲ
▲オオサクラソウ
▲オオバキスミレ
そして、この高さでも・・・
サクラの開花。
春の到来ということです。
「大下りの頭」から見た大天井岳。
縦走路の山肌に群生するダケカンバやミヤマハンノキ等の木々達、芽吹きに勢いが出てきましたが、まだまだ夏色には程遠い感じ。やはりそこはまだ“春”ということなのでしょう。
コマクサ。直に開花です。
色々なこと、夏山に向け着々と準備中です。
