登山道整備。
夏を前にこのところは早くも夏到来と思わせるような暑い日が続いています。安曇野の水田の稲はどんどんと大きくなってきて、一面緑色に変わり、小屋明け頃のように山から見て水田がキラキラと光ることもなくなってきました。今朝、ご来光の時は下にいたのですが山の上ではこんなご来光が見られていたようです。これからの季節は、朝のうちは涼しいので早くに登り始めるのがいいかと思います。
登山口辺りでは、新緑のやわらなか緑色から深い夏の色へとカラマツの葉の色も変わり出してきました。
また、合戦の頭辺りではダケカンバの新芽がだいぶ開き始めてきました。今日の午後は上の方はガスに包まれ、あまり展望が広がらなく、全体的な景色は見られませんでしたが、きっと山肌の色もやわらかな緑色に変わり出してきていることでしょう。
ガスが湧いて日差しも少なかったのでひんやりとした歩くにはちょうど良かったです。ガスで展望がなかったので足元に目が行きがちで、そんな中、かわいらしく咲く、コミヤカタバミを見つけました。
夏山最盛期を前に登山道整備を進めました。作業中、ほとんどのお客様から「ありがとうございます」のお声をかけていただき、とても励みになりました。この階段を作るのに4mの丸太を10本使いました。登山道整備で一番大変なのは丸太運びです。上下山するスタッフでちょこちょこと運び、ようやくこの階段が完成しました。また、スタッフの頭に注目です。虫よけネットをかぶって作業をしています。今の時期、体にまとわりついてくる虫が多くついてくるので、この虫よけネットはとても有効です。
作業前
作業後
河地