水場の視察。
さかきです。
梅雨の中休みに相応しい、靄っとした雰囲気の穂高連峰。
背後に見える巻雲と、山肌に纏わりつく雲が印象的で、思わず1枚シャッターをきりました。
明日は数日ぶりに梅雨空に戻りそうです。
そんな中、ちょっと早いかなと思いつつ、今シーズン最初の水場の視察に出かけてきました。
残雪少なめ、雪融け早いとはいえ、さすがに6月半ば過ぎのこの時期です、沢筋にはまだまだ雪渓残っているであろう・・・男性スタッフ全員、アイゼンや水場の小屋周りの除雪に勤しむべくスコップ片手に、いざ出発。
約半年ぶりの水場までの道中。
この辺りのダケカンバも、葉を茂らせたばかりで、まだ新緑半ば。
それにしても、辺りの沢筋に残る雪渓の量が少ないこと。
現地に着いてビックリ!!
もうほとんど雪がありませんでした。アイゼンやスコップが・・・
しかしながら、小屋は無事を確認でき、中に収めてあるエンジンや動力噴霧器も無事の様で一安心しました。
まさに“想定外”の雪の少なさに、持参した道具が少なく、できる準備作業には限りありましたが、次回のそれに備えて、できることを粛々と。
水場から望む槍ヶ岳。
今年もこの場所に何度となく通うことになります。
順調にポンプアップできるまでには今しばらく日数を要しますが、今年もおいしい湧き水が滞りなくご提供できるよう、そっと水場に手を合わせてきました。
その帰り道、この道端にも、色々咲いていました。
▲エンレイソウ
▲オヤマノエンドウ
▲イワベンケイ
▲ミヤマクロユリ(蕾)
そしてここでも、
サクラ咲く・・・春ですね。