作業の合間に雲海を見る・・・
さかきです。
今日は久しぶりに梅雨空へと戻りました。
とは言っても雨の降り方・風共に弱く、南の暖かい空気が入ったためか、愚図ついた天候のわりには、それほど寒さは感じませんでした。
こんな空模様です、人通りはまばら。やや集中して館内作業に取り組むことができたわけですが、時折窓越しから見える外の光景は、“時の流れがゆっくりと感じる”ような、いい感じの雲海が広がっていました。
ものの20分足らずの間に、それでもゆっくりと雲海の表情は変わり・・・少々仕事の手を休めて見入ってしまうのも、今日のところは致し方ありません。
時間の経過とともに、高瀬側からの雲海の量が増え、縦走路越しに安曇野側に流れ出す、まさに滝雲のようなこの光景、とても印象的でした。
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とかく、夏山シーズン入る前の今頃は、越冬で何かと傷みやすくなっている建物に諸症状が出て、修繕が必要となることが多く・・・
厨房の天井板の腐食に伴い、新しい天板を張るにあたっての下地塗り・・・とか、
先日、どなたかが踏み抜いて割れてしまった本館の階段の踏み板。
諸々の道具を駆使し、
小屋にある限られた材料で、なんとか体裁を整えたり・・・とか。
老朽化進む本館は、特に修繕必要な箇所が多く、いくら時間があっても足りないくらいですが、少しずつできるところから・・・とは言っても、ハイシーズンに入ればこういった作業に割く時間もなかなか取れないもので。
お客様少なめの平日は、少々館内騒々しくなることあろうかと思いますが、何卒ご理解のほどお願い致します。
さて、明日は何に手をつけようか・・・