ミヤマゼンゴ(深山前胡)。
さかきです。
相変わらず、ヘリコプターで下げる予定の、ブルーシートに包まれた荷物は、ヘリポート兼テント場にぽつん。
今日はようやく風は落ち着いてきたものの、視界が安定しません。
じっと待つしかありません・・・
そんなこんなで幾度となく受付の窓越しから外の様子を伺うこと数知らず・・・
受付の窓の外には、テント泊や縦走通過の方々のために、飲み水用の蛇口がついています。
ちょうどその真下に白い粒々状の花が咲いています。
ミヤマゼンゴ。シシュウドに似ていますが、それとは別です。粒々状の花が傘のように集まったその様相は、セリ科独特のもの。
今、小屋周りのあちこちで目にすることができます。
花一つ一つは小さくて可憐ですが、遠くから見ると大きな白い塊状に見えるので、とても目立ちます。
風になびくと、花の塊状が重たいので、茎全体がブンブン動き回り、それがまた可愛らしく見えます。
「あら、初めて!このブログでこんなに丁寧に紹介頂いたのは。うれしいわ。秋には実をつけるから、またその時にブログにだしてね」
はい、承知しました。