久々の学校登山。
朝の気温は８℃台。ひんやりとした朝を迎えました。空気は澄んで美しい朝焼けとなりました。東海地方まで梅雨明けの発表がありこの辺りももう少しで梅雨明けとなるのでしょうか。
太陽が昇るにつれ、気温はぐんぐんと上がりだしました。夏の日差しです。こうなると地面は熱せられ、上昇気流が起き、雲が黙々と湧き上がってきます。変な言い方ですが晴れてはいるのに曇っている、そんな夏の典型的な天気でした。
今日はコロナ禍で中断していた地元の学校登山が久々に復活しました。晴れた日には眼下に見える穂高東中学校の皆さんが元気に登って来られました。かつてはたくさんの生徒さんたちが学校登山で燕岳に登ってきたのですが年々少なくなり、さらにコロナ禍の影響もあり、ほとんどなくなってしまいました。時代の流れなのでしょうか。少し寂しい感じもします。大人になる前に体験するこの登山はきっと一生の思い出になることでしょうし、自分の故郷にはこんな素晴らしいところがあるのだと感じて頂けたことでしょう。今日、うれしかったことは燕山荘に到着する生徒さんたちをお客様が拍手でお迎えして頂いたことです。見ていてとても微笑ましい光景でした。長野県の文化の学校登山を燕山荘は応援していきたいと思います。
日が沈むころになってようやくガスが取れだしてきて、ガス越しに幻想的な太陽を見ることが出来ました。今夜は天の川が見えるのでしょうか。
河地
