夏山シーズン真っ只中。
昨夜は夜中に少し雨が降ったようですが、朝になるときれいに晴れていました。雲の中からまんまるな太陽が顔を出してきました。今年の夏はなかなかすっきりと晴れ渡る日がなく、雲やガスが多いような気がします。一方街では体温以上の気温となっていて、かなり暑いようですね。日の出日の入りの頃は10℃前半まで気温が下がるので、寒いという声を多く聞きます。
昨日今日と大町岳陽高校の皆さんが登って来られました。学校登山がコロナ禍の影響もあり、すっかり少なくなってしまいました。ちょっと寂しい感じもします。
朝のうちはきれいな「これぞ夏山」といった美しい空が広がりました。連日多くのお客様が登って来られ、山は賑わいを見せています。
夏が進む中、ライチョウのヒナもすくすくと育っています。今日も玄関前の石垣の上に姿を見せてくれました。それにしてもずいぶん大きくなりましたね。
昨夜は雨だったこともあり、地面が濡れていたので日が昇り、気温が上がればじきに雲が湧き上がってくるのだろうと予想出来ました。まず槍ヶ岳の上には帽子のような雲が現れ、その後雲はどんどん増えていき、小屋周りは一時濃いガスに包まれ、薄暗くなることもありました。ここ連日、このような天気が続いています。1日中、青空が広がるという日がこの夏になってまだ一度もやってきていません。入道雲が黙々と湧き上がる夏の空が早く見てみたいものです。気温が高い日が続いているのでこのようになるのでしょうか、とはいっても山の上は20℃ちょっとまでしか上がらないのですが。
河地