燕とツバメ。
今朝、長野市方面や佐久市方面、安曇野方面の各方向の夜景がとてもきれいに見えていました。そして、安曇野市の夜景の上にはオリオン座。山小屋の1日は日の出前から始まるのでこれらの美しい景色を見ることが出来ます。1日のスタートが今日のような日だと朝から今日1日頑張るぞ!という気持ちになります。
美しい夜明けの後は、美しいご来光へと変わっていきました。日が昇る前、雲は美しいオレンジ色に染まり、4時50分過ぎ太陽は昇ってきました。夜明け前、長野市などの夜景が見えていたのですが、日が昇る頃にはそれらの盆地には朝霧のようなものが発生して、街はすっかり見えなくなっていました。ほんの1時間くらいでこんな変化が起きるのですね。ちょっとした発見でした。
やや雲の多い朝でしたが、日が昇ると池田や松川の街の家々の屋根に日が当たり、それがキラキラと光り、きれいでした。
7時頃、空には美しい巻雲が広がっていました。青空に広がるこの雲は本当に美しいものです。
今日は夏にしては空気が澄んで、遠くの山々までよく見えていました。富士山も夏らしく日が昇るにつれ、山肌を這うように雲が湧き始めてきました。また、空気が澄んだときにしか見えない、柏崎市の刈羽黒姫山が長野県の黒姫山の脇に見えていました。
お昼ごろになると夏らしく、安曇野側には雲やガスが湧き上がって来ました。そんな様子を写真に撮ったところ、燕岳と一緒に空を飛ぶアマツバメが写っていました。燕とツバメ。偶然の出来事でした。
その後、日が沈むまでガスがなかなか取れませんでしたが、日が沈んで気温が下がり出してくると雲やガスも取れだしてきました。きっと今夜もきれいな星空が楽しめることでしょう。夏らしい天気が続きます。
河地