東天井岳にて。
さかきです。
満月の翌日もしくは翌々日の「月の出」を見る時、割と月の色が赤っぽいというかオレンジ色になること多いと思われます。
その頃の月齢の月の出は、我々が目にする時間が夕方で、地平線に近い所で視認することになりますが、要は日の出(太陽)と同じことなんだそう・・・色々な光の届き具合加減が影響しているようなのです。考えてみれば太陽も頭上高い位置だと、月と一緒で白っぽく見えますね。
前置き長くなってしまいましたが、昨晩消灯後に垣間見た月は、やや赤味を帯びた感じでした。
なんとも、ファンタスティック!
そして今朝、
白っぽい月。
天体や大気現象は、本当に神秘的です。
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今日は午前中、所用で東天井岳まで行ってきました。
▲東天井岳から大天井岳方面を望む
▲同じく槍・穂高連峰
大天荘と東天井岳周辺との距離は約1,5キロ。たったそれだけ移動しただけでも、槍穂の稜線が幾分長く見える感じがします。
ちなみに、東天井岳の頂上には、それを示す大きな看板はありませんが、小さな「東天井岳」と書かれたプレートが置かれています。
▲ミヤマコゴメグサ
▲コマクサ
▲オヤマソバ
頂上近くは今、ミヤマコゴメグサが群生。白い絨毯の様です。
オヤマソバもあちこちで見かけます。
コマクサは、ピンクの色が徐々にあせてきてはいますが、まだまだ元気いっぱいです。
大天荘から片道余裕みて1時間ほどの距離感。派手さはないピークですが、なかなか気持ちよい頂上にて、早く大天荘に着いた暁には、東天井岳までの散策もなかなかよろしいかと思います。
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では本日も雷鳥クイズで締めたいと思います。
今日は、東天井岳付近でお暮しのご家族にご登場頂きます。
この画像のどこに雷鳥はいるでしょう?
正解は、
中級レベルですが、いかがでしたか?
鳥の中でも比較的警戒心の薄い彼ら達。思わず親とはぶつかりそうになるくらい全く気づかず、思わず私が後ずさりしてしまうほどでした。
あちこちで見かける雷鳥家族。
遭遇しましたら、是非ともそっと温かく見守ってあげてください。